日本で学ぶ外国人留学生を支援する、日本の全ロータリークラブによる「多地区合同奉仕活動」です。これまでに支援した奨学生は109か国1万3,902人にのぼり、日本の民間奨学財団では最大規模です。
 “日本ロータリーの父”米山梅吉氏(1868-1946)の没後、彼の功績を偲ぶために何か有益な事業を、という声がロータリアンから上がりました。
 「世界に“平和日本”を理解してもらうためには、まずアジア諸国の理解を得なければならない。アジアから一人でも多くの留学生を迎え入れ、平和を求める日本人と出会い、互いに信頼関係を築くことこそが、日本のロータリーに最もふさわしい国際奉仕事業ではないか」。こうして東京RCで始められた「米山基金」が、全国ロータリークラブの合同事業として広がり、1967年7月、文部省(現文部科学省)から財団法人の許可を得るに至りました。2007年度は、財団設立40周年を迎える記念すべき年です。
 米山奨学事業の特長は、世話クラブ・カウンセラー制度によって、奨学生一人ひとりが日本での留学生活において精神的な支えを得、かつロータリー活動に密着することができる点にあります。ロータリーが求める平和の精神を胸に刻んで巣立った元米山奨学生には、韓国駐日大使やスリランカ警察庁長官、ネパールの女性職業訓練センター所長のほか、韓国・台湾でガバナーを務めた人もいます。元奨学生を中心に組織される米山学友会は海外を含めて27あり、災害時のボランティア活動やシンポジウムの開催など、社会に貢献する活躍をしています。



 2710地区(広島・山口)は2011年度は、新規奨学生23名。

                          継続奨学生4名、計27名の奨学生を支援していきます。




米山記念奨学生募集要項


「指定校・大学(学校)推薦制度」によって
募集と選考を行っています。 
この制度は、各ロータリー地区の選考委員会が大学(学校)を指定して各指定校から候補者を推薦してもらい、学内選考で選ばれた申込者を、各地区の選考委員会が選考するシステムです。
したがって、応募学生は、在籍する学校での選考と、ロータリーの地区選考委員会による選考の2段階の選考を受けることになります。指定校はロータリー地区選考委員会で毎年協議され、
8月中旬ごろ財団法人ロータリー米山記念奨学会HPに掲載されます。
尚個人によるお申し込みはできません,申込書類は指定校担当者に提出してください.

詳しくは下記の財団法人ロータリー米山記念奨学会のホームページをご覧ください。
http://www.rotary-yoneyama.or.jp/index.html

■奨学金一覧
奨学金一覧 月 額 期 間 概    要
学部課程 10万円 最長2年 高専専攻科・大学・大学院生対象の代表的なプログラム。
修士課程 14万円
博士課程 14万円
地区推奨 7万円 1年  短大、高専、専修学校などの在籍者対象。
クラブ支援 14万円 6ヶ月/1年  現役奨学生の期間延長制度。(世話クラブ推薦)
現地採用 7万円 2年又は3年  途上国の優秀な人材を日本へ招へい。
海外学友会推薦 14万円 1年  韓国、台湾学友会が募集、選考する上級研究員招へい制度。

             国際ロータリー第2710地区 事務局
           〒732-0822 広島市南区松原町1番5号     ホテル グランヴィア広島 6F
            TEL 082-506-0055   FAX 082-263-2323      E-mail : info@ri2710.com
                            米山記念奨学会 委員長 細田 正躬